よく切れる切削油!ステンコロリン赤 緑の特徴!ステンが豆腐になるという!
ステンコロリン赤
ステンコロリンって面白い名前です!
これは切削油の名前なんですが、名前の通りステンなど金属を切削加工するときに使うと刃物のもちもいいし、切れ味もよくなるので加工が楽に行えます。
ステンが豆腐になると書いてあります!
豆腐とまではなりませんがはじめて使った時にはよく切れるので感動しました!
こんなに簡単に切れるんだと思いました。
僕が使った時にはボール盤を使ってホールソーで穴あけをする作業のときでした。
ステンの板に穴あけをしていたのですが、ほかの切削油と比べるとステンがやわらかくなったのではないかと錯覚するくらい切れ味に差が出ました。
それから切削加工をするときには、手放せなくなりました!
ステンコロリン赤を使う時の注意点
ステンコロリン赤には塩素が含まれています。
ですので、鉄を錆びさせてしまいます。
これは問題です。
切削加工機も錆びさせてしまうんです。
使用した後には、ステンコロリンをよくふき取って、グリス入りのオイルなどで加工機に被膜を作っておくことをおすすめします。
放っておくと赤く錆びてしまいます。
ステンコロリン 赤と緑の比較
ステンコロリン緑は塩素フリーです。
鉄を錆びさせるといことはありません。
切れ味は、赤と比較するとおちます。
これは一般的な切削油を変わらないように感じました。
赤と緑を比較して、加工後にきちんと切削油の後始末を出来るのなら赤の方が切れ味がいいです。
錆びてしまっては困る場合には緑を使うといいです。
いずれにしても赤と緑を使い分けること必要があると思います。
切れ味と刃のもちだけを考えるなら赤がいいです。
まとめ
ステンコロリンは赤と緑の使い分けが必要だと思いますが、切れにくい金属などを加工するときには使用すると切れやすくなると思います。
使い方次第ですが、赤も緑もどちらも揃えておくと便利です。
特にタップを使う作業では力を発揮します。
機械加工のタップだけでなく、ハンドタップを使う時にも出番があります!
タップの切れ味もいいですし、M4などのタップは折れやすいですが、ステンコロリンを使うとよく切れるのでタップが折れにくく経済的です。また折れたタップを除去する手間も省けますもんね!
ステンコロリンは、あらゆる金属加工の現場で活躍します!