世田谷ベースで見た金継をやってみました!
2016/11/18
金継とは
金継とは割れた皿や器などを修理する方法です。
割れてしまった皿を修理してまで使うのは日本人のもったいない精神から生まれたものでしょうか。
気に入ったお皿や器が割れてしまうとショックですよね。
金継をすると器も修理できますし、それこそ世界に1つしかない作品に早変わりです。
写真は僕が実際にやった金継です。
漆を使って昔ながらの方法で金継をしてみました。
やってみるのなら本格的な金継がやってみたいと思い、漆を買ってきて金継をやってみました。
やってみた感想ですが、時間がかかります。
何かの作業をやっている時間よりも漆が固まるまでの待ち時間が長いです。
何日もかかるので、出来ているのかなと首を長くして待ちました。
漆で金継をするときには時期も選びます。
梅雨時期が湿気が多く金継には向いている季節だそうです。
漆は、湿気があることで固まるんだそうです。
湿気のない冬場にはなかなかかたまらないです。
漆職人は漆風呂という専用の漆を固まらせる室をもっているようです。
素人にはここまではできませんので、漆を使った金継をするときには梅雨時期を選んで挑戦してみるといいです。
僕が金継をしてみようと思ったのはところジョージさんの世田谷ベースをいう番組を見て、金継という方法があることを知りやってみたくなり、欠けた器でやってみました。
初めてにしてはなかなかの出来です!
金継をするときに用意
金継をするときには、用意するものが結構あります。
まずは漆を用意しなくてはなりませんが、漆は特殊なのでホームセンターにはおいていませんでした。
僕は東急ハンズで購入しましたが、インターネットだと販売している店は結構あります。
初めてするのなら金継キットが販売されているので金継キットを買ったほうが早いです。
金継をするときの注意点
金継するときには漆を使います。
漆はカブレる恐れがあるので、取り扱いには注意が必要です。
僕は、漆を触ってもカブレませんでした。
これは体質だと思います。漆を取り扱う時には手袋をするなど保護をする方法も考えてしたほうがいいですよ。
僕は小さいころに知らずに漆の木の皮をむいで遊んでいました。
それでも漆でカブレることはありませんでした。
体質によりますが、漆の取り扱いには気をつけましょう。
僕はカブレたことはありませんが、カブレると大変なんだそうです。
金継をして
金継をして器の表情が変わり、大事な器になりました。
手をかけると、愛着がわきます。
金継の出来としては良くはないと思いますが、それでも自分にとっては世界でたった一つのオリジナル作品ができました!
金継は、漆が固まるまでの時間がかなりかかってしまいますし、個人でやるときには季節もいい時期を選んでやる必要があります。
時季が悪いと漆が固まりません。
まとめ
気に入った器が割れてしまったら、金継という方法があるので修復にチャレンジしてみてはいかがですか。
修理するとその器は、気に入ることは間違いなしです。
手をかければかけるほど、物は気に入るのではないでしょうか。
金継をした器ばかりを使うようになりました。
金継をした部分が剥がれることもあるようですが、剥がれたらまた修復すればいいだけの事です。
また手をかけた分かわいくなるんでしょうね!
世界に1つのオリジナル作品を作ってみましょう!