なかなか緩まない配管のねじを緩める方法!
緩まない配管のねじを簡単に緩める方法
配管を修理しているとなかなか緩まないねじがあります。
単にパイプレンチを使って緩めようとするだけではなかなか緩みません。
緩まないねじは設置されてから時間が経過しているものもありますし、蒸気の配管などでは熱で焼きついてしまっているものもあります。
配管をされているのは現場なので配管されているのが高所であったり、足場の悪いところでは力が入りません。
そのような場所でも使える焼きついて緩まない配管のねじを緩める方法です。
たたいてみる
ネジが緩まない時に最初にやってみることは、叩いてみることです。
ハンマーを使って、パイプレンチなどで叩くところを受けておいてガンガン叩きます。
ハンマーでショックを与えることによって、配管のねじが緩むことがあります。
ハンマーでショックを与えたら、パイプレンチを使って外してみましょう。
ハンマーでショックを与えるときには、注意したいことがあります。
配管の上のホコリが落ちてきます。
なので、配管を叩くときにはホコリがついてはいけないものなどは場所を移動しておくか、カバーをかけておくなど注意をすることが必要です。
広範囲にホコリが落ちてしまうので叩くときには気を付けて!
それでも配管が外れない時には。
焼いてみる
叩いてダメなら、焼いてみます。
焼くときのコツは溶かさないようにすることです。
パイプではなくエルボやチーズなどのねじ込む側ではなく、ねじ込まれる側の方を焼く必要があります。
焼き加減ですが、エルボを焼くのなら真っ赤になるくらいまで焼きます。
そしてすぐのパイプレンチを使って赤くなっているうちに外します。
これでだいたいのねじは外れると思います。
焼きようが足りないとうまく外すことができません。
焼くときにはアセチレンを使って焼いています。
それでも外れない時にはもう少し焼く範囲を広くしてからもう一度真っ赤に焼いて外します。
赤くなっているうちに外さないと外れませんので、手早く作業をすることがコツです。
パイプレンチなどの道具は手の届くところに用意をしておいて作業を始めるといいでしょう!
気を付けることは火を使いますので家事には十分注意をして作業を進めてください。
バケツや消化器を用意するなど対策を万全にしてから作業をはじめましょう。
まとめ
緩まない配管を緩める方法でしたがいかがだったでしょうか。
この方法を使って大体のでじは外すことができました。
これでも緩まないねじも確かにありましたが、そのようなときには修理したい配管をパイプカッター切るなどして、配管全体を交換する方法をとります。
比較的新しい配管でも緩まなくなることがあります。
そのようなときには効果的な方法だと思います。
こういったことが修理をしていて楽しいことです!
なかなか難しい修理もありますが、日々新しい発見があることが修理をしていて楽しいところです!